危険なので、基本的にはナンピンしないに越したことはないと思いますが、遅延や罠にはまった時にナンピンせざるを得なくなった状況での対策を自分の備忘録として書いておきたいと思います。
どうしてもナンピンしてしまう状況に陥ってしまった時にどうすればよいのか?
初心者の私の今までの経験上、こうすれば良かったかなと思うことを書いてみたいと思います。
自分が感じたことをそのまま書いておりますので、この考え方が正解かどうかもわかりません。
将来、私自身間違っていると思うかもしれませんのでご注意ください。
①6時間足のチャートを見る
私はいつも1分足のチャートを見ていましたので、急激に動いた時には1分足で見える画面上で指値をしていました。つまり、どれくらい動くかわからないのに、ビットコインの価格が動いている時に適当に指値をしてナンピンしていました。
これでは一分足のチャートの画面で、さらにlightningの注文画面とかいろいろある一画面の中というすごく狭い範囲の状態しか見えません。そこで急激に何万円も動くような時にその画面だけで見ていると全体像がわからないのです。
そこで気づいたのはlightningのチャートのマークをクリックして1画面表示にして(新しいウィンドウで開くかタブで切り替えるようにするかは自由です。)6時間足に切り替えてみると余裕で10万円くらいの値幅を一画面で見えるということです。
そこで、チャートを広い画面で見ることによって前回の最安値を見たりでき、絶対に損切しておいた方が良い価格や反発しやすい価格がわかったりします。急激な動きの間に一分足のみを見るのと比べると非常にメリットが大きいと思います。
実際は、トレードをする前に6時間足のローソクのチャートを見て、どれくらいが損切ラインかとか反発ラインかとを把握しておくとさらに良いと思われます。
②ナンピンの価格幅を広くとる。
200円や300円でナンピンするのではなく、急激に動いた時には3000円幅や5000円幅でナンピンを指値で入れる。ナンピンというより、その指値がうまくいくと反発ポイントでリンバウンドした時に役立つ可能性もあります。
基本的にナンピンはしない方が良いので、狭い価格でナンピンするより、少しナンピンする価格の幅を広くした方がましくらいの対策ですね。
何回もリバウンドを繰り返しながら落ちていったり、上がっていったりしますので、指値が刺さってリバウンドで一瞬だけプラスになったり、軽い損切りで済む可能性もあります。
システムの遅延が起こって処理できない可能性も高いのですが・・・。
この時の値段の入れ方が少し困難なのですが、いままでの暴落、暴騰を何か所か見て、どれくらいの幅でナンピンすればよいのかがある程度見えてくるかもしれません。
しかし、例えナンピンして平均取得価格を有利にしたとしても、価格が戻ってこないと意味がありませんので(だいたい急騰・急落後の価格に落ち着くことが多いように感じます。)、急落・急騰時のリバウンドなどで一時的に生じるかもしれない有利な条件の時に損切りするのが得策かもしれません。
③2回あるいは3回くらいしかナンピンしないと決めておいて、さらに値動きがあったら損切る
大きな投資金額だと2、3回もナンピンすると大損する可能性がありますのでダメですね。
少額で小回りが利く時にしてみても良いかもくらいの作戦です。
④ドテンする。
ロウソク足の動きの強さを感じ取り、逆方向にどんどん行きそうならナンピンではなくドテンするという方法もあることに気づきました。
その時の状態によっていろいろな方法があるのではないかと思いますが、現状は経験を積んでシステムの遅延も考慮に入れた状況判断を瞬時にできるようにならないといけないと思っております。
失敗するごとにこうしておけばよかったのではという私なりの経験値がたまってきております。
本当はナンピンしないのが一番なのです。
逆方向に行きナンピンしまくると最悪の損失額になります。
でもトレ-ド中に熱くなってきて、あるいは自分のやり方が定まっていない場合ナンピンしまくる可能性があるので要注意です。
ナンピンで大損の経験をしないとナンピンの怖さは実感できないのかもしれませんが、ナンピンせずにさっさと損切りできる価格・精神状態の時に損切りをするのがベストだと思います。
最終的な判断はトレードをしている本人がすることになります。
8割が負けていると言われるFXの世界で、長い間勉強をして経験を積んで正しい判断ができるようになった人のみが消えないでいられるのだと思います。
私も消えないでいられるように、正しい判断が身につくように少額で練習を続けていきたいと思います。