- フランシスコ教皇が88歳で死去
- 聖マラキの予言とは?900年前の不思議な書
- 教皇ペテロとは何者か?最後の教皇説の真相
- なぜ今、マラキの預言が話題なのか
- 学者の見解:これは偽書なのか?
- コンクラーベとは?次期教皇選出の仕組み
- まとめ:我々は「終わりの時代」にいるのか?
フランシスコ教皇が88歳で死去
2025年4月21日、世界中のカトリック信者に衝撃が走りました。
フランシスコ教皇が88歳で死去。
彼は2013年に教皇に選ばれてからというもの、貧困層への支援や移民問題、気候変動への取り組みなど、多くの課題に真摯に向き合ってきました。
“優しい教皇”として親しまれ、多くの人に希望を与えた存在だっただけに、その喪失感は計り知れません。
そんな中で、ある古文書がにわかに注目を集めています。
それが――**「聖マラキの予言」**です。
聖マラキの予言とは?900年前の不思議な書
「聖マラキの予言(The Prophecy of the Popes)」は、12世紀にアイルランドの聖職者聖マラキが残したとされる予言書です。
内容はというと…
なんと1143年から現代までのローマ教皇112人を“謎のラテン語フレーズ”で表現しており、それが歴代教皇の特徴や治世と驚くほど一致していると話題になっています。
例:
- 「太陽の労働者」→教皇レオ13世:日食の日に生まれた
- 「月の半分」→教皇ヨハネ・パウロ1世:在任期間がちょうど半月
このように、的中しているとされる例が山ほどあるため、「これは本物の予言なのでは?」という声も多いのです。
教皇ペテロとは何者か?最後の教皇説の真相
現在の教皇・フランシスコは、マラキ予言における112番目の教皇。
つまり、次の113番目が“最後の教皇”=ペテロになる可能性が高いということになります。
そして、その“ペテロ”についての記述が怖い…。
「ローマ人ペトロが君臨し、多くの苦難の中で群れを養う。七つの丘の都市(ローマ)は滅び、恐ろしい審判者が民を裁く。」
これ、普通に読んだら終末のビジョンですよね。
しかも現在、実際に次期教皇候補の中には「ペテロ(ペトロ)」という名を持つ人物が複数人存在しています。
この偶然、信じる?信じない?
なぜ今、マラキの預言が話題なのか
ここ数年、世界情勢ってちょっと荒れてませんか?
戦争、感染症、経済危機、自然災害…。
「今の時代、予言のひとつやふたつ当たっててもおかしくない」って感じる人が増えてるのも当然です。
特に今回、「ペテロ」名の候補がいる、教皇が亡くなった、教皇制度の終焉…とくれば、
そりゃ予言の話にも注目が集まるってもんです。
SNSでも「#マラキの予言」なんてハッシュタグが伸びてるくらい、ちょっとしたブームです。
学者の見解:これは偽書なのか?
ここで冷静な声も紹介しておきましょう。
実はこの「聖マラキの予言」、偽書説が根強くあります。
というのも、内容の正確さは1590年以前の教皇に関しては異様に高いのに、
それ以降はあいまいな言葉や比喩が多くなるんです。
このことから、「後世の誰かが後付けで書いた可能性が高い」という意見が出ています。
でもね、「だから全部ウソ」と切り捨てられないのがこの手の予言の面白さ。
仮に偽書だったとしても、なぜか現実と一致する事象が次々に起きるとき、
私たちはやっぱり“何かあるんじゃ…”と思ってしまうものです。
コンクラーベとは?次期教皇選出の仕組み
さて、フランシスコ教皇の死去を受けて、次期教皇選出のプロセス=コンクラーベが行われます。
ざっくり説明するとこんな感じ👇
- 教皇死去から9日間の服喪
- 世界中の枢機卿(80歳未満のみ)をローマに召集
- 厳戒態勢の中、秘密投票を重ねていく
- 3分の2の得票で教皇が決定
- 決定後、バチカンの煙突から白い煙が上がる(選出完了のサイン)
ちなみに、黒い煙が出たら「まだ決まってません」の合図です。
コンクラーベは映画『天使と悪魔』でも描かれていて、あれを思い出す人も多いかもしれませんね。
まとめ:我々は「終わりの時代」にいるのか?
今回の話をまとめると:
- フランシスコ教皇が亡くなり、次の教皇選びが始まる
- 次期教皇が“ペテロ”であれば、マラキ予言の「最後の教皇」と一致する
- 世界は混乱しており、予言の内容と妙にリンクしている
- 信じるか信じないかはあなた次第――
つまり、今ってまさに歴史の分岐点なのかもしれません。
宗教、政治、経済、そして人の心が揺れ動くこの時代に、
「予言」が持つ意味を、改めて考え直すきっかけになっても不思議じゃない。
次の教皇は果たして誰になるのか?
“ペテロ”の名を持つ者か?
それとも、もっと意外な人物か?
世界は静かに、新たな時代の到来を待っています。
※本記事は歴史的文書や伝承に基づく情報を紹介するものであり、宗教的・予言的内容の信憑性を保証するものではありません。
あくまで情報提供・話題提供を目的としています。