味のあるブログとは？SEOテク不要！“コンブ式”中身重視ブログのすすめ

味のあるブログって何？

ブログ界隈でよく聞く言葉の一つに「味のあるブログ」があります。これは、単にアクセス数が多いとか、収益化が進んでいるとか、そういったテクニカルな評価ではなく──読んだあとに「なんか残る」「クセになる」「共感する」といった“人間的な魅力”を感じるブログのことです。

つまり、「ブログ＝文章コンテンツの料理」だとしたら、“味”があるものを作ろうぜ、という話。

2024年以降、GoogleはAI生成コンテンツやテンプレートSEO記事に厳しくなり、「中身のないブログ」は簡単に順位を落とされるようになっています。

以前は「キーワード詰め込み」「内部リンクでぐるぐる」「共起語でAIっぽくない文風」にすれば何とかなった時代もありました。でも今は違います。読者の滞在時間、共感、信頼、そしてシェアされるだけの“本物の内容”が問われているのです。

ここで出てくるのが「コンブ」という例え。

コンブはなあ、余計なSEOテクニックいらねえんだよ。
自分に中身がある！ユーザー価値というダシがすげえんだよ！

これは昆布（海藻）に含まれる「グルタミン酸＝うま味成分」をブログの“内容”にたとえたもので山本りとさんの言葉です。

コンブ＝読むだけで価値が出る、中身の詰まったブログ。

つまり、「味（＝読者が感じる価値）」が強いブログは、余計なテクニックがなくても自然と評価されるという思想です。

もちろん、最低限のSEO（タイトル設計・メタディスクリプション・内部リンク構成）は必要です。でもそれだけじゃ勝てない。

結局、SEOの先にいるのは「人間（読者）」です。

こういう「血の通ったコンテンツ」こそ、SEOに左右されず残り続けるんです。

AIっぽい表現、気取ったフレーズはいらない。読者と会話するように書こう。

「〜を試してみた」「〜に失敗した」など、自分で体験したことは何よりも信頼される。

「これはムリだった」「正直、辛かった」「でも、こうやって立て直した」──こういう人間味が共感を生む。

内容が濃くても、グチャグチャじゃ読んでもらえない。見出しや箇条書きをうまく使おう。

これからの時代は、中身のないSEOテクニックだけのブログは淘汰されていきます。
コンブのように、「読むだけで価値が出る」「心にうま味が残る」──そんな味のあるブログこそが、長く生き残るのです。

あなたのブログにも、中身という名のダシを詰め込もう。
SEOに勝つ前に、人の心に残る文章を書こう。