1. サラリーマンとリーマンショック、言葉は似てるけど意味は違う!
「リーマン」って言葉、ちょっと不思議じゃないですか?
ニュースで「リーマンショック以来の不景気」とか聞いたと思えば、隣の同僚が「俺もリーマンだからさ〜」なんて言ってたり。
でもこの「リーマン」、同じように聞こえるけど実は全然違う意味なんです!
今回は、「サラリーマンのリーマン」と「リーマンショックのリーマン」、その違いをスッキリ解説していきます!
2. サラリーマンの「リーマン」ってどういう意味?
まずはおなじみ「サラリーマン」から。
この言葉、実は英語っぽいけど日本生まれの造語なんです。
- 「サラリー(salary)」=給料
- 「マン(man)」=人
これをくっつけて「サラリーマン」。
つまり、「給料もらって働いてる人」、要は会社員ってことですね。
で、日本ではそれをさらに略して「リーマン」って言ったりします。
例:「俺、普通のリーマンだよ〜」「リーマンあるある言いたい」など。
ちなみに、英語圏で「salaryman」って言っても、ほとんど通じません。
日本特有の表現なので、海外で言うと「何それ?」って顔されるかも(笑)
3. リーマンショックの「リーマン」とは?
さて、次は「リーマンショック」の「リーマン」。
これはぜんっぜん違う意味!
こちらは、「リーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers)」っていうアメリカの超有名な投資銀行の名前なんです。
この会社、2008年にまさかの破綻。
その影響が世界中に広がって、株価暴落・企業倒産・失業ラッシュと、とんでもない経済ショックが起きました。
で、日本ではこの出来事を「リーマンショック」って呼ぶようになったんですね。
「サラリーマンの略」とは一切関係ない、**固有名詞の「リーマン」**なんです。
4. どうして「リーマンショック」と呼ばれるの?
ちょっと気になるのが、「なんで『リーマンショック』って名前が定着したの?」ってところ。
実はこれ、日本で独自に広まった呼び方なんです。
英語では普通、
- 「Global Financial Crisis(世界金融危機)」
- 「The 2008 Financial Crisis(2008年の金融危機)」
みたいに言われていて、「Lehman Shock」なんて言い方はあまり使いません。
でも日本では、「原因となった会社がリーマン・ブラザーズだったから、リーマンショックって言っちゃえ!」ってノリで定着したみたいです。
インパクトがあって覚えやすいので、ニュースやビジネスの現場でも今なお使われ続けています。
5. まとめ:リーマンは同じでも、まったく別の言葉!
というわけで、同じ「リーマン」でも意味はまるで別モノ。
用語 | 意味 | 由来 |
---|---|---|
サラリーマン | 給料もらって働く人(会社員) | salary(給料)+man(人) |
リーマンショック | 金融危機の名称 | 投資銀行「Lehman Brothers」の破綻 |
こうして見比べてみると、言葉って面白いですね!
見た目が似てても、中身は全然別だったりするんです。
雑談のネタにもなるので、ぜひ友達や同僚にも教えてあげてください♪