ビットコインとBRC-20とOrdinalsについて

最近暗号資産でBRC-20とOrdinalsという言葉がよくでてきますね。

最近、BRC-20すごく利用されているようで発行されたトークンは14000種類くらいになって時価総額が650億円を超えたそうです。

BRC-20とOrdinalsについて以下のようなことがわかりました。

BRC-20とOrdinalsとは

BRC-20は、ビットコイン上に発行されるトークン規格でOrdinalsというプロトコルを利用しています。
Ordinalsは、2017年のSegWitと2021年のTaprootアップグレードによって可能になりました。
そしてビットコインにテキストや画像などの情報を書き込むことができるプロトコルのことです。
例としてはNFTやトークンなどの形でビットコインチェーンに情報を刻んで利用することができます。
つまりすでにイーサリアムでできるようなことをビットコインのチェーンでもできるようにしたということですね。

BRC-20とOrdinalsは、ビットコインにスマートコントラクトやNFTなどの機能をもたらす可能性がありますが、一部のビットコイン純粋主義者からは批判も受けています。
ビットコインの送金手数料が高くなってバイナンスがビットコインの送金を一時停止したりもしましたしね。
調べましたところOrdinalsの作者の経歴も関係していそうですね。詳しくはここでは書きませんが。

BRC-20とERC-20の違い

BRC-20はビットコインチェーン上に、ERC-20はイーサリアムチェーン上に存在します。
BRC-20はスマートコントラクトを使用しませんが、ERC-20はスマートコントラクトを使用して他のDappsやプロトコルと相互作用できます。
BRC-20はOrdinalsのJSONデータを利用してトークン契約やトークンの発行・移転を行いますが、ERC-20はイーサリアムの仮想マシン（EVM）を利用してトークンの機能を実現します。